六限の図書館

Vol.1 映像で伝える仕事 ― 高平大輔氏(ディレクター)をむかえて

誰でも、自分の思いが伝わらずくやしい思いをしたことはあるでしょう。伝えること—どんな研究分野でも、あるいは、友人や家族や見知らぬ他人との間でも、このことを避けて通ることはできません。言葉、身振り、それとも、肌触り…「伝える」にはどんな方法がありえるのでしょうか?
「六限の図書館」の記念すべき第1回目は、2014年の図書館の特集テーマ「ツタエル」をもとに、毎年後期に開講される授業「映像デザイン」のプレ企画を兼ね、映像によって伝える/伝わるとは何かについて、仙台を拠点に映像を通じた広告やコミュニケーションの仕事に携わる高平大輔氏を招いて、作品の上映とディスカッションをおこないました。

開催日

2014年7月11日(金) 18:30〜19:30

会場

宮城大学大和キャンパス図書館

紹介した主な作品:

[1]tomorrow at daybreak (2011年)
[2]SEE THE LIGHT (2013年)
[3]ドキュメンタリー/ジョルジュ・ルース・アートプロジェクト(2013年)
[4]映像詩「蕪栗沼ふゆみずたんぼ 秋冬篇」 (2012年)

《ゲスト・プロフィール》 高平 大輔(たかひら・だいすけ)

映像ディレクター。福島県南相馬市出身、仙台市在住。WOW(仙台)を経てdmpへ。現在は東北を中心にCMの演出や地域のPR活動に参加中。代表作は、環境goo大賞「仙台市ごみ減量大作戦 ワケルくん」、宮城・仙台の手仕事を紹介するサイト「手とてとテ」、渡り鳥と里山の四季を撮影した「蕪栗沼ふゆみずたんぼプロジェクト」など。震災以降は、被災地の夜明けを記録する「Tomorrow at Daybreak」の制作や故郷・南相馬市の映画館「朝日座」を応援中。
http://daisuketakahira.tumblr.com
※プロフィールはイベント開催時(2014年7月)当時のものです。

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イベントレポート

イベントの様子を記録したDVDを図書館でご覧いただけます。

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