六限の図書館

Vol.26 映画で知る能登のこと

今年1月の地震に続き9月の豪雨にも見舞われた能登半島。立て続けの災害に心を痛め、本学でも募金活動のほか、支援活動のため現地へ向かった人もいます。長い道のりになるであろう能登の復旧・復興への関心と理解を深めるため、彼の地の伝統にまつわるドキュメンタリー映画を太白・大和キャンパスでそれぞれに上映します。

開催日

①12月4日(水)13:00~
 *上映後にトークセッションあり。石井かほり監督来場予定。
②12月6日(金)18:00~

会場

①太白キャンパス 多目的ホール(宮城県仙台市太白区旗立2-2-1)
②大和キャンパス本部棟2階 メディアシアター
(宮城県黒川郡大和町学苑1-1)

入場無料(一般の方もご覧いただけます)
直接会場にお越しください。

①太白キャンパス上映作品『一献の系譜』

能登半島を出身とする酒造り技能集団、能登杜氏(のととうじ)を追ったドキュメンタリー。
(監督:石井かほり/2015年/103分/DVD上映)

②大和キャンパス上映作品『ひとにぎりの塩』

先の能登地震で最も大きな被害を受けている珠洲市での伝統的な「揚げ浜式製塩法」を追ったドキュメンタリー。
(監督:石井かほり/2011年/90分/DVD上映)

監督紹介:石井 かほり

ドキュメンタリー映画『めぐる』(2006)で映画監督デビュー。羽田澄子監督に師事後、ドラマ監督を経て、能登半島を舞台としたドキュメンタリー映画二作『ひとにぎりの塩』(2011)、『一献の系譜』(2015)を監督。その間、石川県交流創出事業として“人と出逢う旅”を企画運営。その他、農林水産省事業でサンセバスチャン(西)にて日本の食文化を伝える企画や、ミラノ国際博覧会2015にて里山里海を講演するなど活躍の幅を広げる。
また、今年元日の能登半島地震の支援として監督作品の上映権を放棄し、チャリティ上映を呼びかけ、国内外へ支援の輪を広げている。
また、2021年に鍼灸あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。「はり灸マッサージサロンSTEPるんるん」を開院。メンタルケア、美顔施術を得意とした治療家としての側面も持つ。

主催:宮城大学 学術情報センター
問い合わせ:宮城大学 学術情報センター(大和キャンパス内/電話:022-377-8313)

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