六限の図書館
Vol.27 米・米・米——ニュースフィルムで見る1950〜70年代の宮城の稲作開催予告
今回の「六限の図書館」は、なにかと話題になっている「米」をテーマに、宮城県図書館が所蔵する貴重な古いニュースフィルムを上映します。
私たちの生活に欠かせない米。日本の歴史や文化、政治に深く関わってきた米。地元宮城の米/稲作のことを1950〜70年代の16ミリフィルムで垣間見ながら、現在の「米」について考えてみましょう。
開催日 | 2025年7月4日(金)18:00-19:30 |
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会場 | 大和キャンパス図書館 入場無料(一般の方もご覧いただけます) |
ゲスト・コメンテーター:鳥羽大陽(食産業学群 准教授) |
宮城県政ニュース No.28「宮城米」(19分/1958年)
1958年(昭和33年)の宮城県政ニュース。戦後の復興期から経済発展の時代にさしかかるなか、商品としての品質向上を目指す時代。当時東京へ最も多く米を供給していたのが宮城であった。石巻や鹿島台など、宮城県内を丁寧に取材した映画。
宮城県政ニュース No.47「のびゆく農業」(10分/1962年)
1962年(昭和37年)の宮城県政ニュース。宮城県の最大の生産物である米だけでなく、大根やこんにゃく、果物まで県内各地の農業を紹介している。現在の太白キャンパスに程近い坪沼の大八山での酪農の様子がおさめられていることも貴重。
「みのり—ふるさと農業」(10分/1975年)
1975年(昭和50年)に宮城県がつくった映画。カラー、シネマスコープサイズ(横長の画面)で撮影され、ドラマ仕立ての本格的な作品となっている。小野田町(現在の加美町)の一家を主人公とした、当時の米づくりと農村の様子が描かれている。
主催:宮城大学 学術情報センター
問い合わせ:宮城大学 学術情報センター(大和キャンパス内/電話:022-377-8313)
これまでの六限の図書館
- Vol.27 米・米・米——ニュースフィルムで見る1950〜70年代の宮城の稲作
- Vol.26 映画で知る能登のこと
- Vol.25 MYU Cinema Day
- Vol.24 アニオタ目線の建築入門——千葉光さん(一級建築士/NoMaDoS)に聞く
- Vol.23 ワインは知識もおいしいの?—『ワインの教科書』金内誠教授に聞く—
- Vol.22 上映と対話『言語の向こうにあるもの』
- Vol.21 考えて書く、書いて考える—レポート執筆の基本と実践—
- Vol.20 シラバスに載っていない参考図書 2020年版
- Vol.19 MYU Cinema Days
- Vol.18 障害を,世界を新しく捉え直す視点として考える
- Vol.17 シラバスに載っていない参考図書
- Vol.16 つぶさに見つめる―写真家・大西暢夫の仕事 『ぶたにく―食べることは生きること』
- Vol.15 つぶさに見つめる―写真家・大西暢夫の仕事『ひとりひとりの人―精神科病棟17年の記録』
- Vol.14 《未来》を掘りおこせ—若林恵氏(『WIRED』元編集長/ライター)をむかえて
- Vol.13 上映会と対話 『Graphic Means: A History of Graphic Design Production』
- Vol.12 書体をつくるということ ―鳥海修氏(書体設計士)をむかえて
- Vol.11 本から人を知る ― 新任教員が選ぶ“六限のブックトラック”
- Vol.10 いかに私たちはコミュニケーションをやりとげるのか? ― 人間行動学者・細馬宏通氏をむかえて
- Vol.9 上映会と対話 『パンク・シンドローム』
- Vol.8 上映会と対話 『食の選択』
- Vol.7 ワークショップ 『Super Collectable Notes 製本部のノート屋さん』
- Vol.6 上映会と対話「ある精肉店のはなし」
- Vol.5 上映会と対話「ある精肉店のはなし」
- Vol.4 食品表示について学ぼう ― 猪股照美氏をむかえて
- Vol.3 「ケアをひらく」をひもとく ― 白石正明氏(編集者)をむかえて
- Vol.2 世界のクリエイターとともにつくる ― 室市栄二氏(デザイン・ディレクター)をむかえて
- Vol.1 映像で伝える仕事 ― 高平大輔氏(ディレクター)をむかえて