六限の図書館
Vol.16 つぶさに見つめる―写真家・大西暢夫の仕事 『ぶたにく―食べることは生きること』
ダムに沈む村での暮らし,閉鎖病棟での人生,命をいただくという循環,そして,津波に流された町……ありきたりの取材とは一線を画し,長く深い対象との時間を写真や映画に結実させてきた大西暢夫(おおにし・のぶお)氏。その仕事は奇しくも,事業構想・看護・食産業という宮城大学の研究分野に重なります。そこで,このたび大和キャンパス図書館にディスカバリーコモンズが開設される記念企画(六限の図書館Vol.15+16)として,両キャンパスで写真展を開くほか,大西氏を招いてお話をうかがいます。
食産業学群を擁する太白キャンパス会場では,鹿児島市にある知的障害施設で育てられている豚が誕生してから食肉として出荷されていくまでを記録し,子どもむけの写真絵本に仕立てた『ぶたにく』(2010 年/幻冬舎)から作品を展示するほか,トークを行います。
太白キャンパス図書館での関連イベント
トーク
日時:2018年10月3日(水)12:10-12:50
場所:太白キャンパス図書館前 メディアギャラリー
ゲスト:大西暢夫氏
聞き手:小川直人(本学特任准教授/学術情報センター学芸員)
※図書館前のオープンスペースでのトークです。ランチを持ってお気軽にご参加ください。
ゲストが選ぶ、六限のブックトラック
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