六限の図書館
Vol.14 《未来》を掘りおこせ—若林恵氏(『WIRED』元編集長/ライター)をむかえて
研究テーマや卒業後の進路など、なにかと《自分の未来》を見つけよと急かされる大学生活。どこかに隠れているのか、それとも自分で描くのか? そもそも今どき《未来》に未来なんてあるのか? 明るい/暗い/見えない《未来》というものを考えるために、雑誌『WIRED』日本版の編集長を務め、このほど『さよなら未来』(岩波書店)を刊行した編集者/ライターの若林恵氏をむかえます。
(小川直人[学術情報センター学芸員])
ゲスト:若林恵(わかばやし・けい)
1971年生まれ。編集者・ライター。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社に入社、月刊『太陽』を担当。2000年にフリー編集者として独立し、以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長に就任。2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers http://blkswn.tokyo)設立。今年4月に『さよなら未来―エディターズ・クロニクル2010-2017』が岩波書店から刊行。
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