六限の図書館
Vol.22 上映と対話『言語の向こうにあるもの』
新型コロナウイルス感染防止のため,学内者限定の催しとなりますが,ひさしぶりに「六限の図書館」を行います。
今回はドキュメンタリー映画の上映です。『言語の向こうにあるもの』は,パリ第8大学での二人の教員による「外国語としてのフランス語講座」のなかで《執筆活動とジェンダー》《文学作品:小説から映画へ》をテーマにしたふたつの授業の様子を記録した作品で,私たちの多くがイメージする語学の授業とはまったく異なる様子を見ることができます。
さまざまな文化や背景を持った学生たちと教員の議論は,日本の大学に慣れている私たちには新鮮な光景に見えるかもしれません。また,ジェンダー,フェミニズムの観点からも興味深い作品です。
なお,監督のニシノマドカ氏を迎え短い対話の場も設ける予定です。ぜひみなさまご参加ください。
上映作品:『言語の向こうにあるもの』
監督,撮影,録音,編集:ニシノマドカ/フランス語、英語[日本語・英語字幕付]/2019年/97分
主催:宮城大学学術情報センター
共催・作品提供:山形国際ドキュメンタリー映画祭
問い合わせ:宮城大学 学術情報センター(大和キャンパス図書館/電話:022-377-8313)
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