六限の図書館

Vol.30 こころと映画の二日間開催予告

今回の「六限の図書館」は30回目を記念し、「世界メンタルヘルスデー」(毎年10月10日)にあわせて、2日間にわたり「こころのケア」をテーマとした映画3作品の上映とトークをお届けします。映画というメディアの力を借り、人の声に耳をかたむける時間を通じて、災害や戦争、人知れず背負う苦難による心の苦しみと回復について考えてみましょう。
なお、この企画は、書物・ドラマ・映画『心の傷を癒すということ』の著者・主人公である故・安克昌(あん・かつまさ)氏の意思を継ぎ立ち上げられた一般社団法人神戸シネマ・ケア・ダイアローグを中心に、各地で連動した取り組みの一環としておこなわれます。

「心の傷を癒やすということ」

開催日:プログラム

2026年10月23日(金)
 ①13:00~16:00
  「生きて、生きて、生きろ。」
 ②16:30~19:30
  「父と家族とわたしのこと」
2026年10月24日(土)
  10:00~13:00
  「心の傷を癒やすということ[劇場版]」★

会場

宮城大学本部棟2階 メディアシアター (定員90席)
(宮城県黒川郡大和町学苑1-1)

※各回15分前に開場予定。

入場無料(一般の方もご覧いただけます)
直接会場にお越しください。

★2026年10月24日(土)のみ事前の申込みが必要です。

※※定員に達した場合や、安全管理上の理由により入場をご遠慮いただく場合があります。
また、やむを得ない事情による内容の変更・中止の際はご了承ください。

事前申込(10月24日上映分のみ)

以下のいずれかの方法でお申し込みください。
(申込期限:10月23日(金)まで。先着順となります。)

◎申込フォーム https://forms.gle/z19HhLYerkabWVVZ6
◎メール:tosho@myu.ac.jp
  件名:上映会申込 記載項目:氏名、人数、連絡先
◎電話:022-377-8313(宮城大学大和キャンパス図書館)

生きて、生きて、生きろ。

東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故から 13 年を経た福島を舞台に、遅発性 PTSD など心の病に苦しむ人々と、彼らに寄り添い続ける精神科医・蟻塚亮二らを追い、喪失と絶望を抱えながらも「生きる」ことを模索する人々の姿を静かに描いた作品。
(監督:島田陽麿/2024年/113分/ドキュメンタリー)

上映後トーク:蟻塚亮二(ありつか・りょうじ)
精神科医。福島県相馬市「メンタルクリニックなごみ」所長。沖縄戦による晩発性PTSDを発見・報告。著書に『沖縄戦と心の傷』(岩波書店/2014年)など。『生きて、生きて、生きろ。』出演者。

父と家族とわたしのこと

太平洋戦争から80年。戦地から帰還した兵士たちの多くがPTSDを抱え、家族への暴力というかたちで世代を超え傷は連鎖していた。虐待の連鎖を自らの代で断ち切ろうとする人々の葛藤と回復の過程を通して、戦争が今も家族に残す影響を見つめる。
(監督:島田陽麿/2026年/127分/ドキュメンタリー)

上映後トーク:黒井秋夫(くろい・あきお)
「PTSD の日本兵家族会・寄り添う市民の会」代表。2020年より自宅敷地内に「PTSDの日本兵と家族の交流館」を開設・運営。『父と家族とわたしのこと』出演者。
*前プログラムのゲストの蟻塚亮二氏も登壇予定。

心の傷を癒やすということ[劇場版]

阪神・淡路大震災で自らも被災しながら、他の被災者の心のケアに奔走した実在の精神科医・安克昌の半生を描くヒューマンドラマ。在日韓国人として生まれ自らのアイデンティティに悩みながらも、多くの被災者の声に耳を傾け続けた日々と、彼を支えた家族との絆を映し出す。2020年放送のNHKドラマを再編集した劇場版。
(監督:安達もじり/2020年/116分)

上映後トーク:岡崎伸郎(おかざき・のぶお)
精神科医。国立病院機構仙台医療センター総合精神神経科部長を経て、2025 年より古川駅前メンタルクリニック(宮城県大崎市)開設。

主催:宮城大学 学術情報センター / 共催:一般社団法人神戸シネマ・ケア・ダイアローグ
問い合わせ:宮城大学 学術情報センター(大和キャンパス内/電話:022-377-8313)

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