六限の図書館
Vol.29 パレスティナから考える世界の紛争と難民のこと開催予告
今回の「六限の図書館」は、原油不足として私たちの生活にも影響をもたらしている中東地域での長く大きな問題、イスラエルによる非人道的な支配にさらされているパレスティナの文化に関わる短編ドキュメンタリー映画を2本上映します。
ちなみに、6月20日は「World Refugee Day(世界難民の日)」。世界各地で「Refugee Week(難民ウィーク)」と題して、難民や避難を求める人々の文化・創造を祝うイベントが行われました。
ダンシング・パレスティナ / Dancing Palestin
ダンスはただ楽しむだけではない。古くから人々の文化に根ざしたものである。住む土地を奪われ、生活とアイデンティティの危機に晒されているパレスティナの人々にとって、「ダブケ」は生活と労働から生まれた踊りであり、一人ひとりの身体に宿るリズムであり、それは誰にも奪うことのできないものである。
(監督、撮影、編集、音響、製作:ラミース・アルマッカーウィー/パレスティナ、イギリス/2024年/アラビア語、英語[日本語字幕、English sub]/37分)
石を投げれば届く距離 / A Stone’s Throw
かつてジルク島の油田施設で働いていたパレスティナ人のアミーン。故郷ハイファはかつて彼らが抵抗運動のなかで何度も爆破した石油パイプラインの最終地点でもある。ひとりの老人の語りから、撮影の禁じられた島と「石油」をめぐる支配と抵抗の歴史を問い直す。
(監督、撮影:ラザーン・アルサラーフ/パレスティナ、レバノン、カナダ/2024年/アラビア語、英語[日本語字幕、English sub]/40分)
作品提供:山形国際ドキュメンタリー映画祭
主催:宮城大学 学術情報センター
問い合わせ:宮城大学 学術情報センター(大和キャンパス内/電話:022-377-8313)
これまでの六限の図書館
- Vol.28 一対一(いちたいいち)をデザインする
- Vol.27 米・米・米——ニュースフィルムで見る1950〜70年代の宮城の稲作
- Vol.26 映画で知る能登のこと
- Vol.25 MYU Cinema Day
- Vol.24 アニオタ目線の建築入門——千葉光さん(一級建築士/NoMaDoS)に聞く
- Vol.23 ワインは知識もおいしいの?—『ワインの教科書』金内誠教授に聞く—
- Vol.22 上映と対話『言語の向こうにあるもの』
- Vol.21 考えて書く、書いて考える—レポート執筆の基本と実践—
- Vol.20 シラバスに載っていない参考図書 2020年版
- Vol.19 MYU Cinema Days
- Vol.18 障害を,世界を新しく捉え直す視点として考える
- Vol.17 シラバスに載っていない参考図書
- Vol.16 つぶさに見つめる―写真家・大西暢夫の仕事 『ぶたにく―食べることは生きること』
- Vol.15 つぶさに見つめる―写真家・大西暢夫の仕事『ひとりひとりの人―精神科病棟17年の記録』
- Vol.14 《未来》を掘りおこせ—若林恵氏(『WIRED』元編集長/ライター)をむかえて
- Vol.13 上映会と対話 『Graphic Means: A History of Graphic Design Production』
- Vol.12 書体をつくるということ ―鳥海修氏(書体設計士)をむかえて
- Vol.11 本から人を知る ― 新任教員が選ぶ“六限のブックトラック”
- Vol.10 いかに私たちはコミュニケーションをやりとげるのか? ― 人間行動学者・細馬宏通氏をむかえて
- Vol.9 上映会と対話 『パンク・シンドローム』
- Vol.8 上映会と対話 『食の選択』
- Vol.7 ワークショップ 『Super Collectable Notes 製本部のノート屋さん』
- Vol.6 上映会と対話「ある精肉店のはなし」
- Vol.5 上映会と対話「ある精肉店のはなし」
- Vol.4 食品表示について学ぼう ― 猪股照美氏をむかえて
- Vol.3 「ケアをひらく」をひもとく ― 白石正明氏(編集者)をむかえて
- Vol.2 世界のクリエイターとともにつくる ― 室市栄二氏(デザイン・ディレクター)をむかえて
- Vol.1 映像で伝える仕事 ― 高平大輔氏(ディレクター)をむかえて

