お知らせ

六限の図書館Vol.27「米・米・米——ニュースフィルムで見る1950〜70年代の宮城の稲作」 

2025/06/12イベント大和キャンパス太白キャンパス

今回の「六限の図書館」は、なにかと話題になっている「米」をテーマに、宮城県図書館が所蔵する貴重な古いニュースフィルムを上映します。私たちの生活に欠かせない米。日本の歴史や文化、政治に深く関わってきた米。地元宮城の米/稲作のことを1950〜70年代の16ミリフィルムで垣間見ながら、現在の「米」について考えてみましょう。

【開催概要】

日時:2025年7月4日(金)18:00-19:30

会場:宮城大学 大和キャンパス図書館

ゲスト・コメンテーター:鳥羽大陽(食産業学群 准教授)
https://www.myu.ac.jp/teacher/food/toriba-taiyo/

入場無料/直接会場へ(学外の方も参加できます)

協力:宮城県図書館


上映作品(すべて宮城県図書館所蔵の16ミリフィルム):

(1)宮城県政ニュース No.28「宮城米」(19分/1958年)

1958年(昭和33年)の宮城県政ニュース。戦後の復興期から経済発展の時代にさしかかるなか、商品としての品質向上を目指す時代。当時東京へ最も多く米を供給していたのが宮城であった。石巻や鹿島台など、宮城県内を丁寧に取材した映画。

(2)宮城県政ニュース No.47「のびゆく農業」(10分/1962年)

1962年(昭和37年)の宮城県政ニュース。宮城県の最大の生産物である米だけでなく、大根やこんにゃく、果物まで県内各地の農業を紹介している。現在の太白キャンパスに程近い坪沼の大八山での酪農の様子がおさめられていることも貴重。

(3)「みのり—ふるさと農業」(10分/1975年)

1975年(昭和50年)に宮城県がつくった映画。カラー、シネマスコープサイズ(横長の画面)で撮影され、ドラマ仕立ての本格的な作品となっている。小野田町(現在の加美町)の一家を主人公とした、当時の米づくりと農村の様子が描かれている。


※詳細は,「六限の図書館」のページをごらんください。http://library.myu.ac.jp/rokugen-no-toshokan/vol-27


主催:宮城大学 学術情報センター
問い合わせ:宮城大学 学術情報センター(大和キャンパス図書館)